歩いてきたことを忘れて。道、
いじめっ子はいじめたことを覚えてない。
みたいな。
歩いてきたら、道になってました〜。
みたいな。
そういう話です。
これは、軽く シャッフルラジオ6 の放送後記でもあるのですが、影響を受けた人は受け取った側なので、それを意識しているわけですが、与えた側は、案外自分から手放したものについて忘れちゃったりするもんなんですよね。
それをものとして考えたら、
インプットアウトプットみたいな。
私は、私の創作物について一番詳しい!みたいな自負が以前はあったのですが、オマージュしていただいたり、過去キャストから音源をとって動画を作っていただいたりして、思ったのは、「あれ、私こんなこと言ったけ?」「こんなこと言ったような気がするけど、どこで言ったっけ?」という、自分のことなのにわからないという。自分の中にあったものを放出すると、やはり記憶が薄れるのか。愚痴と同じ理論なんですかね。溜めておくと良くないよ。外に出して発散してスッキリしなはれー!と。
主観と客観の違いでしょうかね。
私も、お相手のオマージュをする際に、全ては聞ききれませんでしたが、気に入ったフレーズや、ここの再現度上げたいー!という細かい部分については、お相手のファンの視点に立って、あーわかるわかる、あるあるだわ!ってなってほしくて、完全コピーではなく、やりそうだけど、それはやってないよね、みたいな作品にしたくて、作っていました。
やってて、不安になるのは、これ自分の頭がバグってるから楽しいけど、聞いている人は果たして楽しんでくれるのだろうか。滑ってないか?うざすぎないか?という、聞き手に不愉快を与えないかというところですね。
結局、そんなん気にしないで、楽しんでればいっか、と思って、仕上げました笑笑。
それではここで、制作秘話並びに、解説をしていきましょうか。
これは、徒然なるままに物書きなので、本当に暇な人が、暇な時間に読んでくださいね。
私がオマージュしたのは、超スーパーエンターテイナーのカワボクレイジーお姉さん。(許可を得ていないのでお名前は伏せます)
できれば6−7分にしたかったのですが、気づいたら11分の作品になっていました。
クレイジーお姉さんといえば、「給湯器おねえさんのぬるい話」なのですが、
ここで逆張りオタクおねむりんは、これだけオマージュしたって、おねえさんの素晴らしさ伝わんないよね?!っていうか、私1人でトーク番組できないから!おねえさんを知ったきっかけは、実はこの番組だから!ということで、超有名老舗番組「すぷマガ」様に許可を得て、おねえさん担当回のキャストからもオマージュさせていただきました。
こちらのオマージュは実は、一つの番組ではなく、全4回分の担当回から摘んで摘んで、ピックアップして、この11分の中に散りばめました。
冒頭からOPソングが始まるまで。
そして、すぷマガさんのテーマソングは使えないので、おねむりん作詞作曲の「イマジナリーボーイフレンド」を本邦初公開!
本当は、「スマーとホっとぷれーと」を流したかったのですが、下手に編集直してそのままで、もはや作曲者の私がコードを思い出せず、綺麗に撮り直しもできず、ワンコーラス分生きてた「イマジナリーボーイフレンド」を切り取って入れたということでした。
イマジナリーボーイフレンド制作秘話はまた今度
本日のトップニュースで、大したことがないと言ったのも、おねえさんのパクリです。
その後のセリフの流れもほぼ同じですが、給湯室で始まる昭和お茶汲み合戦ちょろちょろは私が適当にやりもしない番組の嘘情報を流すという遊び心でした。
そして、皆さんおまちかねの、ぬるい話オマージュが始まります。
これは、お気にいりの「スポンジボブ」の回からほぼオマージュしました。
普段、トーク番組なんてしないので、話題探しが大変でした。何話せばいいの?
ここで、哲学っぽいこと言ったら面白いかな。というか、常々思っている「面白い」の分析を、おねえさんの声で話せば、おねえさん?!ってなって面白いのでは?と思い、おねむりんが思うお笑いの分析について話してみました。みんな狂ってるとか、ぶっ飛んでるって考える背景には、きっとこんな秘密があるのでは?という個人の見解です。笑
そのままぬるい話で終わるのかなと思わせて。
共感だの困惑だのミュージカルだの言って、めちゃめちゃ伏線を張った上での回収劇が始まります。
謎回のミュージカルを参考に、それっぽい歌を用意しました。
リスに怯える点でもシンパシーを感じましたね。
冒頭でも散々コックローチ言ってたので、そいつもついでに回収って感じです。
無理やり終了させ、無音で、皆様を不安にさせてからの速報。
速報の言い方もかなり真似させてもらいました。
その後は、もう
さよならの向こう側+マイク置くやつ+チャオチュール+福山のモノマネがやりたかっただけですね。
低い声で歌うの面白いんですよね。
イメージは阿佐ヶ谷姉妹のおねえさん。
だんだん楽しくなっちゃって、結構ノリノリで歌って、台本に書いてない「もう一回やっていいですか?」とか言って、しつこくやってしまいました。
最後は、しっかりとガー子ちゃんの占いでしめるという終わり方でした。
いかがでしたかね。
皆さんお優しいので、とても褒めてくださって嬉しかったです。
おねむりんのオマージュをしてくださった方のは、それはそれはもう大歓喜祭りでした。
冒頭に戻りますが、
与えた側は、意識的に与えていない場合があって、
勝手にそれを受け取ってくれる人がいて、それがとても印象に残っている。
しかし、与えた側はその自覚があまりない。
勝手に影響されちゃいました。あなたは覚えていないかもしれないけど。
っていう現象にロマンを感じてしまって。
伝えようと思えば、伝えられる世界の中で、ひっそり、推して、推されて、背中も押されて。みたいな。
なんか良くないですか?ということです。
グループ活動とは違う、個人スタジオからの発信のつながり。
めちゃめちゃ、自由度が高くて、クリエイティブでいいなあって思いました。
以上でーす。
おねむりん