ルーズリーフと背表紙
終わりのない自由な用紙
ルーズなリーフこと、ルーズリーフ
授業セットといえば、
教科書・ノート・ドリル
ノートなんですよね。
わたしがルーズリーフという言葉を知ったのは
「ヤンキー君とメガネちゃん」というドラマの主題歌が ヒルクライムさんの『ルーズリーフ』という曲だったからですね。
バインダーに挟めば、ノートっぽいけど
一枚ずつ、いろんなメモに使えるっていう自由度がルーズリーフの良さなんですよね。
中学生のとき、わたしは文房具オタクだったので、
・値段
・使いやすさ
・デザイン などなどいろんな基準でいろんな文房具を勝手に評価してました。
その中でも、文房具というには違う気がしますが、
ルーズリーフがめちゃめちゃ好きだったんですよね
わたしは、かさばるけど、バインダーも好きだったので、ルーズリーフ単体で、ノートの役割果たしちゃうよ!という便利ポイントガン無視で使っていたわけですが。
バカと天才が紙一重であるように
長所と短所は 表裏一体なんですよね。
ルーズリーフの良さは圧倒的自由度だと思います。
いますぐにでも、始められるハードルの低さ。
だからこそ、バインダーやファイルにまとめられていない状態だと、見失っちゃうんですね。
ノートにあって、ルーズリーフにないもの。
それは、背表紙
表紙なら作れるんですよ、
一枚むだにすればいいだけなので。
でも、背表紙は作れないんですよね。
思い出として立てかけたときに、
開く前にぱっと思い出せる、栞のような、
栞じゃないけど。
ノートは、最初の1ページかなりどきどきが必要ですね。
そして終わりが必ずくる。
表紙よりも、背表紙
終わりを迎える
本当の意味で、迎え入れる姿勢
さよならを告げる
区切りをつける
自由度が高く、
はじめもおわりも曖昧、
あってないようなもの。
初めのハードルが高くて、
終わりがはっきりしている。
思い出もしっかりしている。
さてはて。
どっちが幸せなんだろうね
。
おねむりん